キョウノキューブ
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本牧マンションリノベーション
- 2008/11/19 (Wed)
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ビルのオーナーが自邸として使っていた3LDKの部屋の一部を
レンタルルームにするためのリノベーション工事をしました
広さ約15坪(50㎡)
当初、貸しスタジオとか、学習塾とかいろいろ案がありましたが、
確実な家賃収入という点で「住まい」を提案しました
玄関や、トイレ、浴室、洗面室はもともとオーナー宅であったので、
賃貸物件にはないような広さ
そのうえ、玄関には大型のクローク 、室内にはウォークインクローゼットのほか
大型の薄型収納まで既存であり、それを生かしてリノベーションできました
キッチン、ユニットバス、トイレなどの設備器具は最新のタイプ
そして、住む人がカスタマイズできるように
間仕切りをつけず1フロアーのタイル貼りにしました
(不動産業界では「スタジオルーム」と呼ぶらしいんです」
自分が住むなら、こんな部屋、というのがコンセプトです(笑)
ターゲットは働く女性やディンクス(子供のいない夫婦)
ただ、横浜など近郊都市は都内と違い、借りるより買うといった意識が強く、
横浜の賃貸物件のシェアは狭いという現実を知りました
そんな訳で、不動産屋さんと家賃の設定で、意見がくい違いました
でも、相場で家賃を決めてしまったら、「価値を上げる」ためのデザインや
設備器具は必要なかった訳で、、、
安売りはできない!という感情がメラメラと湧き上がってきました
そもそも、賃貸物件とは
「どうせ賃貸に住むのなら・・」という感覚を楽しみたい人のものだと思っています
もちろん、一時的な住まいを探したり、仕事上、利便を優先せざる得ない場合もあるでしょう
でも、ここで私が提案する物件は、そういう目的の人がターゲットではありません
気に入った住まいや、環境にお金を払ってもいいという感覚の人
また、それだけ住まいへのこだわりがあってこそ
部屋を大事に使ってくれるであろうという願望も含めてです
とはいえ、私の強い気持ちとは裏腹に
いつまでも、借り手がつかない部屋は、オーナーにとって負担です
借りる側、貸す側、お金を出す人、作る側、それぞれの思惑があり
大変勉強になった案件でした
どうか、部屋を気に入って愛してくださる方が借りてくださいますように
*詳しい画像はコチラ
ご興味のある方は、HPのメールアドレスよりご一報くださいませ
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