キョウノキューブ
住まいづくりをサポートする キューブの現在進行形ブログです 毎日の仕事の様子などをアップしています
- 2023.02.08
馬がインテリアに勝った日
- 2014.11.28
絵画飾りました
- 2011.03.04
京都 町屋を見た
- 2010.04.15
ナイスなアイディア
- 2008.11.19
本牧マンションリノベーション
- 2008.07.25
暑中お見舞い申し上げます
馬がインテリアに勝った日
うちの実家ではどの部屋にも企業名の印刷された大きなカレンダーが壁に貼ってあって
特に、日本の四季モノは超人気らしく
沢山あるのですよねきっと
どうしても金は出せません(笑)
抽選に申し込みまでして毎年手に入れる唯一のカレンダーがあります
そうです!競走馬のカレンダーなのです
どこを取っても競走馬を壁に飾るという
そういう部屋づくりしていませんから、うちは・・インテリア的に・・
どうしても貼らずにはいられない、引き出しに仕舞っておけない
カレンダーがあったのです
↓ ↓ ↓
絵画飾りました
先日大切なお友達でテキサスに長く暮らしていたT氏が
愛犬の死をきっかけに日本に帰国しました。
飼い犬はアイリッシュセッターでした。
遠いテキサスで暮らす彼をずっと支えてきた
かけがえのない家族だったことは間違いありません。
どれほど辛かったことか、、
他人事ではありません、、、
我らが営業本部長も、ああ見えて(うかれポンチ)1月で13歳です。
先日、その部長が事務所で初めての「てんかん発作」をおこし
お恥ずかしながら私自身がプチパニックになってしまいました。
人間の年齢でいったら94歳くらいの部長、、
何かあってもおかしくないお年頃なんですね(しみじみ)
とはいえ、今は元通りの姿で元気にしておりますので
ご心配なく
さて、そのT氏が
テキサスから持ち帰った沢山の絵画やオブジェを
お住まいに設置したいというリクエストをいただき
おじゃまいたしました。
横浜でも広いマンションを探したとおっしゃるように
テキサス仕様の家具はどれも大きく、大型の絵も沢山ありました。
マンションの壁はコンクリートの部分もあり、
また、一発で場所を決めるのは難しいのでピクチャーレールを使用し
バランスをチェックしながら設置しました。
あらかじめ絵の大きさや色使いなどをチェックし
まず、レイアウトを提案したのがコレ
↓ ↓
そして、実際に取付たのがコレ
↓ ↓
イメージ通りに設置することができました。
このほかにも12点設置したのです
半日かかりでしたが、楽しかったです。
(設置したのは青木ですが)
沢山の絵に囲まれ、白い壁があっという間ににぎやかになり
きっと懐かしいテキサスの風景を偲ばれたりするのでしょうね、、
のんびりと時間が過ぎていくようなステキなお部屋でした。
京都 町屋を見た
- 2011/03/04 (Fri)
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かねてから一度行ってみたかった
京都の町屋を見学してきました
「うなぎの寝床」とも呼ばれる商家独特の間取りですが
築100年という町屋を維持し、こうして公開しているオーナーは
どなたも文化的な意識が高く、町屋の歴史から当時の暮らし方など
大変興味深いお話を聞かせていただきました
(以下、画像は3軒の町屋をランダムに使用しています)
まず、美しい格子のファザードをくぐってお店へ
当時、実際に商売に使われていた店舗棟です
入口の格子戸の外側には
もうひとつ、もっと重くて太い格子でできた言わば「シャッター」になる扉があり
大きな滑車でゴロゴロとひっぱり開け閉めします
お店がお休みの日などは
入口を開けてこの「シャッター」だけを閉めておくと
防犯と風通しを兼ねた機能的な扉だったのかと思います
お店の奥には玄関があり、ここには小さな坪庭があります
来客を迎え入れる家人のセンスとおもてなしの心が伺えます
玄関の奥には走り廊下といわれる土間がずっとつづき
ここに「おくどさん」(台所)があります。
台所は、吹き抜けになっており
かまどの湯気や熱気を屋根の外へ逃がしているうえ、採光を取っています
また、キッチン以外の他の部屋も同様で、収納はすべて造り付家具
いわゆる壁面収納で部屋の広さに合わせてつくってあり
家具を置かずとも美しく収納できるように工夫してあります
この収納には、たくさんの御膳箱が入っており
このふたをひっくり返して御膳として使っていたわけです
それにしても、お膳を重ねた大きさにピッタリサイズです
かまどで使う炭もコンロの下の引き出しに収納できるようになっていました
台所からさらに奥へと行きます
上吊りの引き戸を開けると、奥にも壁面にたくさんの扉が
当時は、食品ストックや倉庫として使っていたとか、、
今は冷蔵庫や洗濯機がすっぽり入って素敵な目隠し収納です(笑)
さて、走り廊下を通り抜けると
中庭があり、その先にトイレ、蔵というのが町屋のスタンダードスタイルです
中庭はどの部屋からも眺めることができ、外からはまったく知りえなかった
情緒が家の中で広がっています
町屋には「夏のしつらえ」というのがあり
軒先にはすだれを掛け
通りにはよしずを下げます
また、室内では襖は簾戸(すど)という、風通しのよいものに替え
畳には大きな網代を敷き詰めます
残念ながら、2月ですのでこのしつらえを見ることはできませんでしたが
節分の時期に敷くという、赤や緑や黄色のカラフルな敷物を
畳の上に敷き詰めているお宅がありました
季節に合わせて、部屋を模様替えをするというのは
機能だけでなく、生活を楽しむおしゃれ心ですね
また、中庭に打ち水をすると、その気圧差で
うなぎの寝床といわれる長い室内や走り廊下に、空気の流れが生じ
風を室内に取り込むことができるのです
こうして
ひとつひとつに意味があり、簡素でありながら
機能美を備えているのが日本建築のすばらしさで
この美意識が今も日本の建築の基軸になっているという気がいたしました
それにしても、今回の旅では町屋のほかにも
お寺や宮殿などをいろいろと見て回りましたが
どこもかしこも、天井が高いことにびっくりです。
いつから、日本の住宅の天井は低くなったのでしょうか?
そして物に囲まれる生活になったのでしょう(笑)
欄間(襖の上の部分)を開け放すと、明るくて
余計な家具のない開放的な空間が広がり
どの部屋からも中庭を望み、四季を感じる
そんな、日本家屋の美スタイルを堪能してきた旅でした
ナイスなアイディア
- 2010/04/15 (Thu)
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主婦の能力とでもいいましょうか
家事や収納、インテリヤやファッション、子育てなど
仕事と同様、すぐれた主婦はどんな時にも、考える事を怠りません
リフォームでは、そんな賢い奥様にたくさん出会い
本当にクリエイティブだなと、いつも感心させられます
正直、私自身モノがいらない人種でして・・・
というより、普段の生活の中では、ボーーーーーっとしておりまして
個人的には、収納について
あまり創意工夫をした経験がありません(告白)
ところが
賢い主婦の皆さんは、安い時に食品や生活用品を買ってストックしたり
家庭で使う、たくさんの書面類をファイリングしたり
また、リフォームを始めると、どこのお宅でも
奥様のワードロープは豊富ですし
御主人もお子さんも前習えですね
それと同様に
キッチンにもリビングにも
多様なモノが必要になってくるのでしょう
「収納」は今や
誰もがもっとも必要とする 生活のアイテムです
また、美しく収納して
美しい空間を作る・・というのも賢い主婦の目指すところですね
最近は、リフォームで不要になった扉や家具を
上手に再利用するといった提案を、逆にお客さまから受けます
私共の施工事例では、その全てを紹介することはできませんが
私は、いつも
お客様の「ナイスなアイディア」を伺うたびに
「それいただき!です」
と言って、他のプランで使わせてもらってます(笑)
ゴミ箱のために流しの下のキャビネットをそっくり外して、加工しました | 以前の引き戸をドアに変更 このドアは、別の部屋で撤去したものにステンドグラスを入れています |
その他にも、収納アイディアK邸事例や
おしゃれなリビング収納例をアップしました→建具のページ(3)
本牧マンションリノベーション
- 2008/11/19 (Wed)
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ビルのオーナーが自邸として使っていた3LDKの部屋の一部を
レンタルルームにするためのリノベーション工事をしました
広さ約15坪(50㎡)
当初、貸しスタジオとか、学習塾とかいろいろ案がありましたが、
確実な家賃収入という点で「住まい」を提案しました
玄関や、トイレ、浴室、洗面室はもともとオーナー宅であったので、
賃貸物件にはないような広さ
そのうえ、玄関には大型のクローク 、室内にはウォークインクローゼットのほか
大型の薄型収納まで既存であり、それを生かしてリノベーションできました
キッチン、ユニットバス、トイレなどの設備器具は最新のタイプ
そして、住む人がカスタマイズできるように
間仕切りをつけず1フロアーのタイル貼りにしました
(不動産業界では「スタジオルーム」と呼ぶらしいんです」
自分が住むなら、こんな部屋、というのがコンセプトです(笑)
ターゲットは働く女性やディンクス(子供のいない夫婦)
ただ、横浜など近郊都市は都内と違い、借りるより買うといった意識が強く、
横浜の賃貸物件のシェアは狭いという現実を知りました
そんな訳で、不動産屋さんと家賃の設定で、意見がくい違いました
でも、相場で家賃を決めてしまったら、「価値を上げる」ためのデザインや
設備器具は必要なかった訳で、、、
安売りはできない!という感情がメラメラと湧き上がってきました
そもそも、賃貸物件とは
「どうせ賃貸に住むのなら・・」という感覚を楽しみたい人のものだと思っています
もちろん、一時的な住まいを探したり、仕事上、利便を優先せざる得ない場合もあるでしょう
でも、ここで私が提案する物件は、そういう目的の人がターゲットではありません
気に入った住まいや、環境にお金を払ってもいいという感覚の人
また、それだけ住まいへのこだわりがあってこそ
部屋を大事に使ってくれるであろうという願望も含めてです
とはいえ、私の強い気持ちとは裏腹に
いつまでも、借り手がつかない部屋は、オーナーにとって負担です
借りる側、貸す側、お金を出す人、作る側、それぞれの思惑があり
大変勉強になった案件でした
どうか、部屋を気に入って愛してくださる方が借りてくださいますように
*詳しい画像はコチラ
ご興味のある方は、HPのメールアドレスよりご一報くださいませ
暑中お見舞い申し上げます
- 2008/07/25 (Fri)
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猛暑が続きます。
いかがお過ごしでしょうか・・・・
こんな日は
海辺で足を濡らし、のんびり頭を休めたい気分です
さて、重くなったディスクの画像を整理していましたら
例の「サテライトサイト」をつくる際に、トップページ画像の候補に選んだいくつかが出てきました
その一枚がこれです↑(上記画像)
私にとって、住まいづくりを考える理想であり、もっとも大事な要素です
「好きな風景の中に,
お気に入りの居心地の良い椅子を置いて
お天気や、気温を感じながら生活をする」
まあ、サイト営業マンには
「抽象的で分りにくい画像」と、即却下でしたが(笑)
で、分りにくいついでに、「大好きな画像」のひとつとして
最も私が押した画像がコレ↓
ロンドンの不動産会社のサイトで見つけた
レンタルハウスの案内です
理想的なインテリアのひとつ(個人的に)
ベッドルームだと思いますが
窓は木製のスライディングドアで
たぶん、全開にすることもできるのでしょう
カーペット敷きで、天井からたれ下げているカーテンといい
ファブリック(生地)の色と量が絶妙です
白くて丸いテーブルも、なんともレトロでモダンですし
夏の暑い日、こんな好きな画像を集めてみるのも
「癒し」ですね
私だけのマニアックな趣味でしょうか・・・・ (笑)
★アイアンウッドだから実現した高台のウッドデッキアップしました
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