キョウノキューブ

住まいづくりをサポートする キューブの現在進行形ブログです 毎日の仕事の様子などをアップしています

開けてびっくりのリフォームって?

こんにちはキューブのハシモトです。
毎度、キョウノキューブをご覧いただきましてありがとうございます。emojiemojiemoji


リフォームのお打合せで多くのお客さまが懸念する事に
「追加費用が発生すること」があります。

私共の工事でも
  工事事例を振り返りますと金額の大小はあれど
契約時と増減費用がまったく発生しなかったという事例は少なかったと思います。
(お客様ご要望も含め)
  
現場調査の段階で、お住まいの壁を解体してみたりすることはできませんので
「開けてみたらびっくり!」という事は本当に起こりうるのです。
特に築年数の古い木造住宅などは可能性大です。

もちろん追加費用が発生する場合には
事前にその訳と状況と金額についてお知らせし、実際に状況をご確認いただき
お客様とご相談したうえで工事を進めさせていただきますが
中には知らないうちに追加費用が発生し、
工事完了とともに予想もしないような請求書が提示されるのでは、、emoji
とご心配されるお客さまもいらっしゃいます。
リフォーム業者のイメージなのでしょうか

「そんな事絶対ありません!!」のでご心配ないようお願いします(笑)

キューブの工事では
築30年以上の木造在来工法のリフォームを大変多く承っておりますので
解体前でもだいたいの追加発生予想がつく場合もあり、あらかじめお見積りに含めていたり、
「予想される項目」として事前にお話しさせていただくということもあります。

ただ、ホントに「開けてみてびっくり!emoji」という事もあるのです。


今回のケースもこのひとつでした。

40年近くまえに建て替えた時に、それ以前の家で使われていた古材を再利用して建てていたのです。ですので、土台にホゾという穴の開いた細い柱や敷居だった木材が使われていました。
 また、筋交いがまったく入っておりませんでしたので、 壁を解体した時点で、家を支える力がなくなってしまい、 私たちは工事中の耐震が心配になり急遽柱を抱かせ仮の筋交いを入れ応急処置をいたしました。
 
       
  
  このケースでは、
当初お客様の方で大きな耐震補強工事を望まれていらっしゃいませんでしたので、
耐震を考慮したうえで間取りの変更をするという予定でおりました。

この「開けてびっくり」の状況に
  お客様にとっては予定外の費用が発生いたしましたがemoji
 現状をしっかりと把握していただき、改善計画をご理解していただくことで
建物の構造に関しては今後の生活に不安を抱くことなく
「安心」を手にしていただくことができました。emojiemoji

また、この追加費用のために
当初予定していた建具や床材のグレードを下げるなどの「減工事」のご提案も工事進行中に臨機応変にさせていただきました。


開けてびっくりは他にもあります(笑)

 中古住宅ご購入後
解体してみたら、隠してあった3階が発見された(違法建築のため本来は売買できない)とか
石のうえに柱が乗っていただけだったとか
http://www.qbe-net.co.jp/j-sekorei-3zouchiku.htm
 
 
リフォーム計画は
このような万が一に備える資金を視野に入れて出発する事も大切だと思います。
そして、「追加費用は一切発生いたしません」をうたう業者には
このようなリスクを見積もりにどう反映しているのか
万が一欠陥を発見しても蓋をしてしまわないか
問うてみることも大事ではないかと感じます。
 
  
いきなりのサザエどアップですみません。
ゆうべ、佐渡から届きキューブ全員でふーふーいただきました。
  

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プロフィール

HN:
yuko Hashimoto
HP:
性別:
女性
職業:
インテリアデザイナー
自己紹介:
住まいづくりをサポートするQBEの
インテリアコーディネート及びデザインを担当しています
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